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光庭のある家
光庭を中心に2つの暮らしが心地よく響き合う家
共同設計:松田隆志建築設計事務所
設計協力:岩井友佑
構 造 :mhr
設 備 :コンサルT・Ⅿ
植 栽 :GAヤマザキ
施 工 :内田産業
所在地 :埼玉県
用 途 :個人住宅
敷地面積:406.64m2
延床面積:336.85m2
階 数 :地上2階
© PEP PHOTOGRAPH
市街地に建つ上下階で完全分離型とした2世帯住宅。
敷地の南側には高層の建物が建ち並び、日照条件が厳しい立地であった。こうした環境の中でも二つの世帯が互いに気兼ねなく、それぞれのペースで心地よく暮らせる住まいを実現することを目指した。日影のシミュレーションを丁寧に行い、限られた日照時間を最大限に活かすため、最も光が届く位置に光庭を計画。光は2階から1階へとやわらかく広がり、建物全体に明るさと開放感をもたらす。この光庭を住まいの中心に据え、リビングや個室、玄関などがそれを囲むように配置され、家の中を回遊できるようなプランとしている。家族それぞれの動線が交差しながらも程よい距離感を保てる構成が生まれた。光を取り込むだけではなく、暮らしの中心として、家族が集い、気配を感じ合える場となる光庭。この家が住まう人々にとって長く愛され、心の拠り所となることを期待している。










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