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共同設計:北尾一顕建築設計事務所
構造設計:MOF

施 工 :初雁興業
所在地 :東京都板橋区
用 途 :自立支援棟
敷地面積:1,805.65m2
延床面積:201.25m2
階 数 :地上2階

©矢野紀行

社会福祉法人マハヤナ学園の児童養護施設で暮らす子どもたちが高校卒業と同時に施設を離れる際の「ひとりでの生活」を支える為に、敷地内に新たな宿舎を増築する計画。
居室は既存施設と一定の距離感を保ちつつ、子どもたちが適度な自立性を感じられるよう2階に配置。良好な日照を確保するためにヴォリュームを回転させるとともに、中央に屋外廊下を設けることで視線の抜けと開放感を生み出した。
また片流れ屋根とすることでボリュームの印象を軽減しつつ、その高天井部分をロフト空間として活用するなど、限られた中庭空間の中でも柔軟な住環境を実現している。
この宿舎を通して子どもたちが支えられながらも自立に向けて一歩を踏み出せる、均等で穏やかな住まいを目指した。

マハヤナ学園自立支援棟

ボリューム操作で、ひとりひとりの安心をつくる

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-Architecture design office in Tokyo-

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